ネイリストの副業|ネイリストがフリマアプリでネイルチップを売ってみた
自宅ネイルサロンでネイリストをしているゆかえるです。
コロナ禍となり、ネイルサロンにお客様が来られなくなったことで
副業としてフリマアプリでネイルチップの販売を始めたネイリストも多いのではないでしょうか。
あれ?
ゆかえるも去年やってたんじゃなかったけ?
サクッと手を引いたけどね。
それも含めて書いていきますよ~
ネイリストのネイルチップ販売
実は昨年、私もチップ販売にチャレンジしようと
いくつかのチップを作成してフリマアプリに出品してみたのですが……
かなり安くしないとまず売れません。
実際サロンでチップを作るときは
ジャストフィットするように製作するので、自爪にネイルをオンするのと同料金を頂いています。
それが販売になった途端とんでもないデフレ!!
そんなに?(笑)
正直やってられない。
ネイルチップの値段と相場
現在は市販のネイルチップでもそこそこ可愛いデザインがありますし
全てのサイズが揃っている場合が多く
この事からもネイルチップはカジュアルに使用したい人向け、または様々な理由でサロンに通えない人に需要がある商品です。
しかも基本的にはサンプルがある状態で、注文時にお客様のサイズを聞くオーダーメイド形式で
それに合わせて新しく製作するというスタイルがマスト。
つまり注文が入ってから制作にかからなければならないので
手間も時間もかかる割に、送料を考えれば利益はほとんどありません。
なので結論として……
苦労して資格を取得したプロのネイリストがする仕事ではない!
という答えに行き着きました。
うわっ。
賛否両論ありそう…
これはネイリスト仲間の間でも論争になったからね(笑)
始めに以前作ったデザインチップを4つほど出品してみたのですが、現品のみ(サイズ変更不可)での出品だったため
『注文できますか?』という問い合わせは何件かあったものの
結果的には現品のサイズでは売れなかったため、これで打ち止めです。
ネイルチップを作れる人
実際問題、ネイルチップはお客様の爪に直接施術するわけではないので
ネイリストの資格が無くても作れます。
しかも、趣味で作っている人の方が凝っていて斬新なデザインが作れたりするんですよね。
”仕事”として作っている人と、”楽しんで作っている人”
どちらがネイルチップの製作に向いているかは分かりますね。
もちろん、ネイリストでも楽しんで作れる人はどんどんやってもらって良いと思います!あと、サロンが暇なときに従業員につくってもらえるオーナーさんとか、練習のためとかね。
費用対効果を考えちゃう人には向かないって事ね(笑)
そう。それが真理。
つまり私には向かなかったという事です(笑)
隙間時間にちゃちゃっと作れてしまう人と違って、私の場合は実際の施術との差に耐えられませんでした。
あとは、仁義なき値下げ交渉の対応とかね……。
あぁ…ねぇ…(察し)
チップ販売は高コスト!?
副業と言うか、本業のサブと言った方が良かったかもしれませんが
実際にネイルチップを販売している知人に聞いたところによると
売れれば売れるほどクレームも多い世界の様です。
- チップからジェルが剥がれた
- サイズを合わせようと削ったら割れた
- 思っていた色と違った
- 爪に当ててみたら合わなかった
- 変色した
最初の剝がれ以外は、こっちからしたら言いがかりレベル…
基本的にネイルに使うジェルというのは、あくまで消耗品です。
太陽光の当たるところに置いたり、触れるものによっては変色もします。
こういったクレームに合わせて取扱説明書なども作成しないといけないそうで……
それも考えれば、かなりの手間と気疲れがあるように見えます。
どうしてもネイル関係で他の収入源を!
って人にしか向かないのかもね。
そうね。
私もひとりで黙々と何かをするのは好きだけど、ネイルに関してはひとりでチップ作ってるとネイリスト検定がフラッシュバックして鬱になるのよね。
トラウマになってるじゃん(笑)
そんな理由で私は早々に撤退しましたが
チップを作る時間がしっかりとれるなら、一度はやってみても良いかもしれません
ただ、確実に高コストになることは否めません。
私は他で収入源を開拓していますが
こんな時期だからこそ、心身ともに疲弊しないやり方を選んでいきたいですね。
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